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トレーニング開始までの「5つのステップ」でライフスタイルを変える
――なるほど。筋トレがビジネスや個人生活に大きな効果を持つ理由は分かりました。具体的には、どう取り組んだらいいでしょうか。
山本: いきなり本格的な筋トレを始めないでほしいというのが、私の考え方です。今までの話に共感したり、いろいろなメディアで筋トレの効果が言われるので、やってみようと思って筋トレを始めても、だいたいは続かないです。
筋トレという劇薬に近い薬を処方するには、まずそれを受け入れられるだけのメンタルがなければなりません。だからこそ、筋トレを始める前に、ライフスタイルを変えて筋トレを継続できるだけのメンタルと習慣を作る必要があるんです。5つの段階を踏んで、徐々に変えていきます。
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株式会社エネックス代表取締役 山本ケイイチ氏 | ||
最初のステップは、寝る時間を決めることです。次に、朝起きる時間を決めます。ステップ3では、食事時間を決めます。食事内容というより、きちんと決まった時間に食事するということ。私がお勧めするのは、1日4回の食事です。
ステップ4は、日常的な運動。これは、特別な時間を設けなくて済む運動です。例えば一駅歩くとか、エスカレーターに乗らずに階段を上る、あるいはいつもタクシーを使うところを歩いて行く、といったことですね。
ステップ5の段階で、初めて筋トレに進みます。この段階で初めて、「目的にアプローチする」運動を開始するということです。
流行で始める人は、だいたいいきなり筋トレをします。それでは筋トレの効果も出にくいし、第一、習慣として筋トレを生活に取り込むことが難しい。辛い部分だけ感じてすぐ挫折したり、無理な筋トレで体を壊したりします。バナナダイエットだなんだと、次々に流行り物のダイエットに挑戦しては「痩せた・太った」と失敗し続ける人と同じです。
クライアントには、一気に筋トレから始めるのでなく、徐々に段階を踏んでいき、最終的に筋トレに進みましょう、と話しています。こうすることで、筋トレについていけるメンタル・習慣・体が、事前にきちんとできあがるのです。
――ステップ1で普通は起きる時間から決めると思うのですが、寝る時間から決めるのはなぜですか。
山本: ステップ1で寝る時間から始めるのは、1日のゴールをきちんと決めることが重要だからです。朝きちんとした時間に起きるとしても、前夜が徹夜では意味ありません。十分な睡眠を取ることから、始まるんです。また、寝る時間を決めれば、1日のリズムがきちんとできあがるものです。ゴールが決まれば、いろいろなスケジュールが自然と決まってくるので。
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