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特集
2050年への革新技術-2
低炭素社会を照らす
LED・有機EL照明の挑戦
有機ELは、発光層の膜厚が0.1ミクロン(1ミクロン=1000分の1mm)以下と、非常に薄くて軽いという特徴を生かし、薄型テレビや携帯電話の画面などとしてすでに実用化が始まっている。こうしたなかで、近年、発光効率が高まるにつれ、照明器具としての可能性にも注目が集まっている。実用化という面ではLEDに一日の長があるが、有機ELでも実用化に向けた研究が着々と進んでいる。

そうした取り組みの一つが、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「有機発光機構を用いた高効率照明技術の開発」プロジェクトだ。これは、省エネルギー技術の開発プログラムの一環として、生活照明を代替できる有機EL照明を早急に実用化するため、高演色性の高効率有機EL照明光源の技術を確立しようというもの。さらに、この高演色性光源デバイスを低コストで実現するために、省資源型製造技術の開発もあわせて行っている。この開発は松下電工が中心となり、材料開発については出光興産が、塗布プロセス技術の開発はタツモが担っている。
具体的な開発目標は、Ra(平均演色評価数)=90以上の演色性、電力効率(単位電力あたりの明るさ)が35ルーメン/W以上(初期の単位面積あたりの明るさが1000カンデラ/m2)で、1万時間以上の寿命というもの。2007年度から始まったこのプロジェクトのこれまでの成果は、目標に対してRaが82、電力効率が21ルーメン/W、寿命6000時間を達成した。ただし、これら3つの要件はトレードオフの関係にあり、高いレベルを同時に満たすのが難しい。NEDOの担当者は、「プロジェクトが終了する2009年度までに、これら3つの要件を同時に満たし、実用化に向けて一歩前進したい」と期待を込める。
松下電工先行技術開発研究所の菰田卓哉技監は、「LEDに5年程度の水を開けられている有機ELが、主照明に取って代わるにはまだまだ時間がかかる。そのための研究開発を進める一方で、当面は有機EL独自の用途を開拓して認知を高められるよう、早期商品化に向けた各種技術開発を同時に進めている」と、長期的な戦略を視野に入れている。
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松本龍・環境大臣(11/02/10) NEW | ![]() |
環境省 地球環境審議官 南川秀樹氏(10/09/16) |
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経済産業省 大臣官房審議官 有馬純氏(10/08/16) |
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ピュー気候変動センター 国際戦略部長 エリオット・ディリンジャー氏(10/03/25) |
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経済産業副大臣 増子輝彦氏(10/01/25) |
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ブレークスルー研究所 マイケル・シェレンバーガー所長 テッド・ノードハウス会長(09/12/21) |


低炭素社会を照らす
LED・有機EL照明の挑戦
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