

- 山口光恒の『地球温暖化 日本の戦略』 NEW
- 山本隆三の『市場が解く? 地球温暖化』 NEW
- 伊藤洋一の『BRICsの衝撃』 NEW
- 植田和弘の『地球温暖化防止の環境経済学』 NEW
- 鳥井弘之の『ニュースの深層』 NEW
- 荻本和彦の『低炭素エネルギーシステムの将来像』
- 十市勉の『資源Wars』
- 寺島実郎の『環境経済の核心』
- 澤昭裕の『不都合な環境政策』
- 西山孝の『資源クライシスの深層』
- 野村浩二の『ポスト京都の経済インパクト』
- 増田寛也の『低炭素City』
- 沖大幹の『水の惑星の未来』
- 御園生誠の『キーテクノロジー』
- 中上英俊の『暮らしとエネルギーと温暖化』
- 中川昭一の『ECOインテリジェンス』
- 山根一眞の『The環業革命』
- 筒見憲三の『カーボンマネジメント講座』

温暖化国際交渉、COP16の意義
特集
低炭素時代めざす物流革命-5
整い始めた物流革命の基盤
高まる鉄道貨物輸送の潜在力
二酸化炭素(CO2)排出量削減の観点から、鉄道貨物輸送が見直されている。国土交通省は京都議定書の公約達成のために、自動車よりもCO2排出量の少ない鉄道、海運に貨物輸送をシフトするモーダルシフト事業を推進している。
今年3月に閣議決定された「平成20年度改訂 京都議定書目標達成計画」では、モーダルシフトによるCO2削減量の目標値を、年間約210万t(2010年度)としているが、これは東京〜大阪間の高速自動車道を走行する大型トラックに換算すると毎日約6000台分が削減されることに相当する。これに先立ち、国交省は2004年12月から、経済産業省と連携して「グリーン物流パートナーシップ会議」を運営。先進的な取り組みや、それを普及・拡大する事業に対して一部補助を行うとともに、モーダルシフトの受け皿となる鉄道貨物輸送などの輸送力増強事業にも補助金を交付している。
輸送機関別のCO2排出原単位を比較すると、鉄道は営業用トラックの約7分の1であり、鉄道がいかに環境負荷の少ない輸送手段であるかがわかる。また、近年の軽油・ガソリン価格高騰を受けて、コスト面でもモーダルシフトは大いに注目を集めている。このため今日では、多くの企業がトラック輸送から鉄道貨物輸送へのシフトを検討しているとの新聞報道を目にする機会も多くなっている。
こうしたなかで、国内の鉄道貨物輸送を一手に引き受ける日本貨物鉄道(JR貨物)は、北海道・洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の開催を受け、2008年を「環境元年」と位置付け、モーダルシフト推進を訴えている。同社では、「地球温暖化を止めるため、鉄道貨物輸送はCO2削減に貢献しています」とのキャンペーンを新聞紙上などで展開し、モーダルシフト推進のPR活動を行っている。
貨物列車は分刻みのダイヤで運行しているため、所要時間が正確に把握できるうえ、安全で環境にも優しく、道路渋滞の原因にならないなどのメリットがある。その半面、ドアツードアの輸送が可能なトラック輸送に比べると、駅から先の部分である輸送の両端を外部のフォワーダー(運送取次業)に頼らざるを得ず、短距離や小口の荷物ではトラックほど柔軟な対応ができないなどのデメリットもある。その意味で、鉄道貨物は短距離より中長距離、少量の荷物より大量の荷物の輸送に向いていると言えそうだ。
事実、陸上貨物輸送における距離帯別シェアを見ると、近距離ではトラックが圧倒的に優位(ほぼ100%)。501〜1000kmでも鉄道貨物のシェアは7%にとどまるが、1001km以上の長距離になると、33%を鉄道輸送が占めている(JR貨物資料「平成17年度実績」より)。
JR貨物総務部広報室の野口真一氏は、「当社としても、特に中長距離の輸送量を増やしたいと考えている。将来的には1001km以上の輸送距離におけるシェアを5割程度に伸ばしたい。鉄道貨物の伸びしろはまだまだある。地球温暖化防止の観点からも、環境負荷の少ない鉄道貨物輸送へのモーダルシフトが推進されることを大いに期待している」と語る。
モーダルシフトを加速させるため、JR貨物は現在、幹線輸送力の拡大や駅の近代化、老朽化した機関車・貨車の取り替え促進、安全・安定輸送の確立などに力を注いでいるという。
■圧倒的に少ない鉄道貨物の二酸化炭素(CO2)排出

CO2排出量を比較すると、鉄道がいかに環境負荷の少ない輸送手段かが一目瞭然だ(国土交通省「平成19年度 国土交通白書」を基に作成)
![]() |
松本龍・環境大臣(11/02/10) NEW | ![]() |
環境省 地球環境審議官 南川秀樹氏(10/09/16) |
![]() |
経済産業省 大臣官房審議官 有馬純氏(10/08/16) |
![]() |
ピュー気候変動センター 国際戦略部長 エリオット・ディリンジャー氏(10/03/25) |
![]() |
経済産業副大臣 増子輝彦氏(10/01/25) |
![]() |
ブレークスルー研究所 マイケル・シェレンバーガー所長 テッド・ノードハウス会長(09/12/21) |


整い始めた物流革命の基盤
高まる鉄道貨物輸送の潜在力
- 三菱商事、ドイツで洋上風力発電所と陸上を結ぶ海底送電インフラ事業に参入(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- パナソニック、瞬間に暖める方式で省エネ性能が業界トップの温水洗浄便座発売(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- 伊藤園、省エネ性能を高めた「ハイブリッドヒートポンプ式」の自動販売機を導入(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- トヨタ紡織、植物材料ケナフ活用技術を応用して軽量化した自動車内装部品を開発(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- 三菱地所、開発中の「麹町フロントビル」が三井住友銀行とDBJの環境格付け取得(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- 日経BP環境経営フォーラムリポート 辺野古環境アセスの異常性 改正法の施行前に滑り込みの皮肉(nikkei BPnet, 2012/02/10)
- 三井ホーム、非接触給電型のEV向け一戸建て住宅用充電装置の開発をIHIと開始(nikkei BPnet, 2012/02/10)
- マツダ、車両を軽量化する自動車部品用の樹脂材料を開発し「CX-5」から順次搭載(nikkei BPnet, 2012/02/10)
- ダイキン工業、リモコンに温度センサーを内蔵して温度を調整するエアコンを発売(nikkei BPnet, 2012/02/10)
- 全日空、J-VERの取り組みで鳥取県から「J-VERとっとりの森を守る優良企業」認定(nikkei BPnet, 2012/02/10)




















前ページ


























