

- 山口光恒の『地球温暖化 日本の戦略』 NEW
- 山本隆三の『市場が解く? 地球温暖化』 NEW
- 伊藤洋一の『BRICsの衝撃』 NEW
- 植田和弘の『地球温暖化防止の環境経済学』 NEW
- 鳥井弘之の『ニュースの深層』 NEW
- 荻本和彦の『低炭素エネルギーシステムの将来像』
- 十市勉の『資源Wars』
- 寺島実郎の『環境経済の核心』
- 澤昭裕の『不都合な環境政策』
- 西山孝の『資源クライシスの深層』
- 野村浩二の『ポスト京都の経済インパクト』
- 増田寛也の『低炭素City』
- 沖大幹の『水の惑星の未来』
- 御園生誠の『キーテクノロジー』
- 中上英俊の『暮らしとエネルギーと温暖化』
- 中川昭一の『ECOインテリジェンス』
- 山根一眞の『The環業革命』
- 筒見憲三の『カーボンマネジメント講座』

温暖化国際交渉、COP16の意義
特集
環境・エネルギー課題解決のための賢人会議─3
ポスト京都−日本の戦略
実効性の高い温暖化対策に向けた国際合意を
講演:山口光恒
(東京大学先端科学技術研究センター客員教授)
6月にドイツのハイリゲンダムで開かれたサミット(主要国首脳会議)では、日本から参加した安倍首相や米国のブッシュ大統領から、地球温暖化防止に向けた新しい提案がありました。これらの内容も踏まえつつ、日本が今後どういう対応をとるべきかお話ししたいと思います。
最初に、京都議定書について評価すべき長所と、今後の枠組みを考える際に是正すべき短所の両方を指摘したいと思います。京都議定書の評価すべき点は、国際的な温暖化対策の具体的第一歩であり、社会的な関心を深めることに効果があったことです。私も政府審議会の委員ですが、京都議定書という目前の目標が無ければ、ここまで議論されることもなかったかもしれません。また、いろいろな意味での柔軟性が入ったことが京都議定書の評価すべき点だと思っています。
では、京都議定書の何を改めなくてはいけないのか。まず「初期配分」の問題点があります。欧州の場合は、東西ドイツの統合や英国のエネルギー政策の自由化などがあったため、温暖化対策とはまったく関係のないところで、排出量は下がる構造がありました。だから、1990年を基準に欧州が−8%、日本が−6%という京都議定書の目標は、日本にとって欧州よりもはるかに厳しいものだったのです。

サミットでも途上国からは「共通だが差異のある責任」で、温暖化は先進国の責任だという意見が出てきます。では、先進国にどの程度責任があるかというと、気候変動枠組み条約の下部機関会合(SBSTA)の時に出てきた報告書にデータがあります。これによると、CO2だけではなくメタンなどほかの温室効果ガスを入れた数字では、1890年から2000年にかけてOECD(経済協力開発機構)諸国の排出量はいずれも40%台です。一般に思われているほど、先進国ばかりに責任があるわけではありません。
2012年には、途上国の排出量がOECD諸国を上回ります。このときに「共通だが差異のある責任」をどのように捉えるかを考えなくてはいけないと、私は思います。だからこそ、米中など主要排出国が参加しない国際枠組みは意味がない。以上が京都議定書の教訓です。これに加えて、日本について見ると、あまりに初期配分が不公平です。今後どのような枠組みができるにせよ、このようなことは容認できないと思います。
![]() |
松本龍・環境大臣(11/02/10) NEW | ![]() |
環境省 地球環境審議官 南川秀樹氏(10/09/16) |
![]() |
経済産業省 大臣官房審議官 有馬純氏(10/08/16) |
![]() |
ピュー気候変動センター 国際戦略部長 エリオット・ディリンジャー氏(10/03/25) |
![]() |
経済産業副大臣 増子輝彦氏(10/01/25) |
![]() |
ブレークスルー研究所 マイケル・シェレンバーガー所長 テッド・ノードハウス会長(09/12/21) |


ポスト京都−日本の戦略
- 三菱商事、ドイツで洋上風力発電所と陸上を結ぶ海底送電インフラ事業に参入(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- パナソニック、瞬間に暖める方式で省エネ性能が業界トップの温水洗浄便座発売(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- 伊藤園、省エネ性能を高めた「ハイブリッドヒートポンプ式」の自動販売機を導入(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- トヨタ紡織、植物材料ケナフ活用技術を応用して軽量化した自動車内装部品を開発(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- 三菱地所、開発中の「麹町フロントビル」が三井住友銀行とDBJの環境格付け取得(nikkei BPnet, 2012/02/13)
- 日経BP環境経営フォーラムリポート 辺野古環境アセスの異常性 改正法の施行前に滑り込みの皮肉(nikkei BPnet, 2012/02/10)
- 三井ホーム、非接触給電型のEV向け一戸建て住宅用充電装置の開発をIHIと開始(nikkei BPnet, 2012/02/10)
- マツダ、車両を軽量化する自動車部品用の樹脂材料を開発し「CX-5」から順次搭載(nikkei BPnet, 2012/02/10)
- ダイキン工業、リモコンに温度センサーを内蔵して温度を調整するエアコンを発売(nikkei BPnet, 2012/02/10)
- 全日空、J-VERの取り組みで鳥取県から「J-VERとっとりの森を守る優良企業」認定(nikkei BPnet, 2012/02/10)




















前ページ


























