


COP15、温暖化交渉を読む
コラム
山根一眞の『The環業革命』
日本の明かりを変えるために[前編]
LED普及への山根試案
政府は5000億円用意せよ!
「温暖化対策のため、消費電力が大きい白熱電球の製造を2012年までに中止し、蛍光灯にシフトする」という経済産業省の方針は「時代遅れ?」と思わせる動きが盛んになってきた。大手メーカーのみならず、多くの中小メーカーが、蛍光灯(電球形蛍光灯)ではなく、LED照明への参入に熱くなってきたからだ。私の、このLED照明の記事を読んだ読者やメーカーからも多くの意見や情報が寄せられており、その勢いの大きさには驚くほどだ。
そこで、一般家庭の照明による消費電力(CO2の排出)を大幅に削減するため、「蛍光灯をスキップして一気にLED化を実現する」にはどうすればよいのかを考えてみた。
私が災害非常用として、リビングルームの天井に何とも暗いLED照明を設置してから8年。一般家庭用のLED照明が白熱電球の代わりになるのはまだまだ先と思っていた。しかし最近、量販店の照明器具売場では、LED照明の扱いが急に大きくなってきている。白熱電球の10W相当という小さなLED電球を数百円で購入、常夜灯の電球に差し替えて使い始めたが、その消費電力は、たったの1Wだった。十分な明るさではないが常夜灯としてはまずまず実用になる。常夜灯だけに1Wはありがたいが、この薄暗さでは既存の室内照明に換えることはできない。
懐中電灯用電球は大半がLED化しているが、できるだけ明るいものをと、LED200灯を並べたとんでもないハンドライトを購入したのは昨年の夏だった。当然ながらムチャクチャ明るいが、中国の零細メーカー製のようでブランド名もなく前面を覆っているのが薄いガラスでかなり危ない。写真撮影時の補助光源に利用しているが、市場にこういう“過激なLED製品”が溢れている割には、家庭の白熱電球に差し替えて使える、明るさが十分の電球形LEDライトはなかなか登場しなかった。


LED普及への山根試案
政府は5000億円用意せよ!

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