

- 山口光恒の『地球温暖化 日本の戦略』 NEW
- 山本隆三の『市場が解く? 地球温暖化』 NEW
- 伊藤洋一の『BRICsの衝撃』 NEW
- 植田和弘の『地球温暖化防止の環境経済学』 NEW
- 鳥井弘之の『ニュースの深層』 NEW
- 荻本和彦の『低炭素エネルギーシステムの将来像』
- 十市勉の『資源Wars』
- 寺島実郎の『環境経済の核心』
- 澤昭裕の『不都合な環境政策』
- 西山孝の『資源クライシスの深層』
- 野村浩二の『ポスト京都の経済インパクト』
- 増田寛也の『低炭素City』
- 沖大幹の『水の惑星の未来』
- 御園生誠の『キーテクノロジー』
- 中上英俊の『暮らしとエネルギーと温暖化』
- 中川昭一の『ECOインテリジェンス』
- 山根一眞の『The環業革命』
- 筒見憲三の『カーボンマネジメント講座』

温暖化国際交渉、COP16の意義
コラム
野村浩二の『ポスト京都の経済インパクト』
技術革新を促す政府の役割
グリーン・イノベーションに向け
多様性ある技術政策の導入を
漢から清朝の終わりまで、二千年にわたる中国陶磁の歴史は、その当時の基幹産業であった陶磁器製造業におけるイノベーションを色濃く反映している。焼成中に薪(たきぎ)の灰などが降り注いで与えられた自然の景色から、緑釉(りょくゆう)や三彩というように人為的な彩りが加えられるようになった。唐の白磁には豊かな造形があり、宋代においては研ぎ澄まされた青磁が制作される。元初にはイスラムから入ったコバルトを用いた青花(染付)が開発され、磁器に絵付けという表現が加わる。当初は消費者にあまり受け入れられなかったようであるが、嗜好(しこう)の変化もあるのであろう。磁器の主役は青花へと移り、清朝の康熙、雍正、そして乾隆期には技術的なピークを迎える。
興味深いことは、それまでの作品の品質を前提に、後世がさらにそれを上回るものを作っていくような単線的な歴史ではないことである。釉薬(ゆうやく)や炉を通じて知識や技術が継承されようとも、もっとも重要な生産要素である人間の技能は世代ごとにリセットされる。陶磁器の品質には、北宋と清朝に二つのピーク期がある。後世のイミテーションは数多いが、模造によってかなり接近できるほどの古陶磁では、贋作(がんさく)の存在は真作の価格を抑える一因となっている。しかし真の優品を再現することは現在でも困難であり、現存数がわずかである北宋の汝窯(青磁)には億の価が付き、清朝の官窯では数千万円はざらである。
イノベーションは、天才的な陶工の出現によるものではない。卓抜した気品を誇る作品群が現在に遺された背景に、きわめて膨大な数の失敗作や試作品があったことは、後世になって発見された窯跡が如実に物語っている。イノベーションの実現のためには、研究開発というコスト負担が必要であったことは、現在と何ら変わらないのである。
「陶により政を知る」と言われる。イノベーションが実現した背景には、陶磁器の品質が適切に評価され、またその開発のための費用負担が社会的に受容されるような、揺るぎない安定した治世が不可欠であったに違いない。翻(ひるがえ)っていま、社会が必要とするイノベーションを推進するために政府は何ができるだろうか。
![]() |
松本龍・環境大臣(11/02/10) NEW | ![]() |
環境省 地球環境審議官 南川秀樹氏(10/09/16) |
![]() |
経済産業省 大臣官房審議官 有馬純氏(10/08/16) |
![]() |
ピュー気候変動センター 国際戦略部長 エリオット・ディリンジャー氏(10/03/25) |
![]() |
経済産業副大臣 増子輝彦氏(10/01/25) |
![]() |
ブレークスルー研究所 マイケル・シェレンバーガー所長 テッド・ノードハウス会長(09/12/21) |


グリーン・イノベーションに向け
多様性ある技術政策の導入を
- イオン、ネットスーパーの配送車両に日産のEVテストカーを実験導入して実証運行(nikkei BPnet, 2012/05/16)
- 三菱電機、業界初の太陽光発電とEVを連携させたHEMSでの電力最適制御実証を開始(nikkei BPnet, 2012/05/16)
- 中部電力、超電導電力貯蔵装置用で世界最高強度の電磁力に耐えられるコイル開発(nikkei BPnet, 2012/05/16)
- ローム、業界最小の車載用絶縁素子内蔵半導体を開発、EVのインバーターを小型化(nikkei BPnet, 2012/05/16)
- 富士通、住宅・店舗のエネルギー管理システムを容易に構築できるソフト販売(nikkei BPnet, 2012/05/16)
- 東芝、国内で初めて有機ELディスプレイを採用した薄型軽量のタブレット端末発売(nikkei BPnet, 2012/05/15)
- パナソニック、2012年度の事業方針でソーラーとリチウムイオン電池の事業を推進(nikkei BPnet, 2012/05/15)
- ソニー、業務用液晶ディスプレイでLEDバックライトを採用したモデルなどを発売(nikkei BPnet, 2012/05/15)
- 伊藤忠商事、日本企業で初めて英国水道事業に参画、南西部のブリストル市で展開(nikkei BPnet, 2012/05/15)
- 東京都、「省エネ・エネルギーマネジメント推進方針」策定、「賢い節電」を提示(nikkei BPnet, 2012/05/15)




















前ページ


























