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COP15、温暖化交渉を読む
COP15、温暖化交渉を読む
国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が閉幕した。地球温暖化問題における2013年以降の世界の方向を決める重要な会議であり、大排出国・米中の動向や途上国に対する支援システム構築など、注目すべき点は多かった。今回の交渉結果をどのように読み、今後日本はどの方向に進むべきかを提言する。
コラム
伊藤洋一の『BRICsの衝撃』
─いかに考えるべきか─
インド、中国の原発大国への道
2008年1月17日(木)公開
2頭の巨象が急接近する衝撃
数年前、日本を訪問していたインド政府の元高官と会っていて、インドと中国の関係に話が及んだ時のことを、今でもはっきりと思い出す。彼が六本木ヒルズに行ってみたいというので、最上階のバーで酒を飲んでいたときだ。彼はこう言ったのだ。
「伊藤さん、インドも中国も大きい。まあ言ってみれば象ですよ。2頭の巨象が“メイク・ラブ”したら、周囲では地震が起こるでしょう……」
冗談半分の話だったが、それが冗談ではなくなったのが、このところの両国関係だと言える。中国は「龍」だとも言われる。どちらにしても、でかい存在だということだ。その二つの「でかい存在」が、このところ急接近している。
「急接近」の兆しは明確である。この原稿を書いている時点で、インドのシン首相が中国の北京を訪問し、胡錦濤国家主席と会談をしている。かつて中印紛争で激しく戦火を交えた両国が、国境の相互開放を経て首脳の頻繁な相互訪問、そして貿易量の急増(年間600億ドルが目標という)というかたちで、着実に接近を進めているのである。
両国首脳の会談結果が、このサイトが目的とする、より広い環境問題にどのような影響を与えるかの分析は次の機会にしたい。会談結果が出てからでよいだろう。今回は、日本であまり報じられていない、この二つの大国におけるエネルギー政策の方向性について取り上げる。
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─いかに考えるべきか─
インド、中国の原発大国への道
インド、中国の原発大国への道

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