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- 伊藤洋一の『BRICsの衝撃』 NEW
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温暖化国際交渉、COP16の意義
コラム
伊藤洋一の『BRICsの衝撃』
矛盾抱えるCDM
「空からお金が降ってくる」
2007年が暮れようとしている。新しい年が始まったと言ってもよい時期だが、振り返ってみると、環境問題を考えるうえで2007年は非常に大きな変化が起きた年だった。それは、2007年に、中国の二酸化炭素(CO2)排出量が確実に世界最大になった、と見られることだ。
この予測を出したのは、国際エネルギー機関(IEA)2007年版の年報である。『世界のエネルギー展望』と名付けられた報告書によれば、2007年に中国は米国を抜き、世界最大のCO2排出国になった。
実はそれ以前にも、オランダの政府系環境機関MNPが、「中国は2006年に、すでに62億tのCO2を排出。米国の58億tを8%上回った」と発表していた。この機関によれば、2005年は米国の排出量が中国より2%多かったが、2006年は逆転したという。しかし、IEAまで「中国が世界最大のCO2排出国」と認めたことは、その世界的権威から言っても重要である。中国も否定しがたい事実となったのだ。つまり、国として世界で一番CO2を排出しているのは、今や、日本にとっての隣国・中国なのだ。五島列島で光化学スモッグが発生するのも、こうした中国の急成長の影響だろう。
IEAによると、中国のCO2排出量増大は、何よりも石炭を使った発電量の増加傾向に原因がある。中国の2006年の発電量は前年比13.5%増の2兆8344億kW時に達したが、問題はその中味。電源構成から見ると、火力発電(83.2%)、水力発電(14.7%)、原子力発電(1.9%)となっているという。中国の火力発電のほとんどは、CO2排出量の多い石炭。それも、質の悪い石炭であり、この構成が短期間に変わることは期待できない。直近の数字で11.5%という中国の高度経済成長が続く限り、発電量も増大する。
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松本龍・環境大臣(11/02/10) NEW | ![]() |
環境省 地球環境審議官 南川秀樹氏(10/09/16) |
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経済産業省 大臣官房審議官 有馬純氏(10/08/16) |
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ピュー気候変動センター 国際戦略部長 エリオット・ディリンジャー氏(10/03/25) |
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経済産業副大臣 増子輝彦氏(10/01/25) |
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ブレークスルー研究所 マイケル・シェレンバーガー所長 テッド・ノードハウス会長(09/12/21) |


「空からお金が降ってくる」
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